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専用機の製作の工程について

2021/04/08
専用機とは、部品の加工や特殊加工を効率よく行うために製作された機械です。
必要な機能だけを搭載することで大量生産が可能となり、生産性を維持・向上させることができます。
また、専用機は工場や製造品に対して最適な形に設計する必要があるので、製作には専門的な知識や技術が必要となるのです。
今回は、そんな専用機の製作の工程について解説していきます。

▼1、打ち合わせ
専用機はオーダーメイドで製作する場合がほとんどなので、まずは入念に打ち合わせを行い製作したい専用機のイメージを共有します。
他にも製作にかかる費用や納期の目安などを確認して、お互いが納得したうえで製作に取りかかります。

▼2、設計
専用機の概要が決まったら、CADにて設計を行います。
CADには3Dと2Dがありますが、3DのCADで設計する方が不具合を減らすことができます。
設計が終わったら、その時点でお客様に承認を得たり要望に合わせて手直しすることもあります。

▼3、図面化
3Dで設計した場合は3Dモデルを2D図面にします。
図面化ができたら製作に必要な材料を手配し、いよいよ加工作業に入ります。

▼4、部品加工・組み立て
部品加工は社内ですべて行う場合もあれば、納期やコストに合わせて他の会社に協力してもらう場合もあります。
部品を加工し終えたら、組み立てを進めていきます。組み立ては非常に重要な工程なので、様々な職人と連携して行います。

▼5、搬入・据付
専用機が完成したらお客様に仕上がりを確認してもらい、納得していただいた上で現地に搬入・据付を行います。

▼まとめ
今回は専用機の一般的な製作工程をご紹介しましたが、会社によって作業内容が異なることもあります。
専用機の導入をお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。