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3Dプリンターには光造形方式以外にも色々ある?

2021/04/01
3Dプリンターが出始めた当初は、光造形方式による出力がメインでした。
その後色々な技術が開発され、現在の3Dプリンターは機種によってさまざまな造形方式が登場しています。

今回は3Dプリンターの造形方式について解説します。

▼3Dプリンターの方式の種類

3Dプリンターは色々な立体物を作ることができる便利な機械ですが、造形の方法は色々なものがあります。
以下はその一部です。

・光造形方式
・材料押出堆積法
・マテリアルジェッティング
・バインダージェッティング
・粉末焼結積層造形

これらの中でも「光造形方式」は3Dプリンターが普及し始めた初期からある造形方法で、高精細な造形に適しているのが特徴です。

■光造形方式にも2種類ある

光造形方式には、「レーザー方式」と「DLP方式」の2種類があります。

レーザー方式はどちらかというと大きな物品を作る際に向いている方式です。
DLP方式は、レーザー方式よりも精度が高いため、細かいエッジのある部品の作成に向いています。

■作りたいモノによって造形方式を変えるのがセオリー

光造形方式以外の3Dプリンターについても、それぞれ色々な特長があります。

例えば「マテリアルジェッティング」はインクジェットを固めて立体にするため、素材を混ぜて作成することが可能です。
「バインダージェッティング」は、素材の着色が簡単にできるため、デザイン性の高い製品に向いていると言えます。

こうした特性を理解した上で、作りたいモノの方向性によって3Dプリンターを使い分ければ、目的に合った強度や耐久性、質感などを得ることができるというわけです。

▼まとめ

3Dプリンターを使った「ものづくり」をしたい場合は、ぜひ専門の業者にご依頼ください。
フリースタイルデザインズでも、光造形方式の3Dプリンターはもちろんのこと、他の造形技術も豊富にご用意しています。
現代の技術を駆使して、思い通りの「もの」を作っていきましょう。