日本のものづくりにおける悩みとは | コラム | 静岡県沼津市 片浜駅【フリースタイルデザインズ】

日本のものづくり技術には長年の実績があり、世界からも評価されてきました。
しかし近年、日本のものづくり業界には以前のような勢いがないと言われています。

今回は日本のものづくりにおける悩みについて解説します。

▼ものづくり業界の企業が抱えがちな悩み

日本のものづくり関連の企業の多くは、戦後間もないころから発展を続けてきた実績を持っています。
長く続いてきたということ自体は素晴らしいのですが、会社に歴史がある分以下のような悩みを抱えている企業も多いと言われています。

・ITの導入が進まない
・人材確保が困難

ITに関しては、ここ数年顕著に表れてきた悩みです。
長く経営してきた企業ほど、職人がひとつひとつやってきた作業をロボットに任せたりIoTやAIを使って簡素化したりというのは、なかなか受け入れられないケースもあるようです。

また人材についてですが、ものづくり業界は元々「3K（きつい、汚い、危険）」の要素が強い現場だと言われています。
以前はそういった中でも頑張ろうという人材が多く集まったのですが、働き方改革が進みつつある近年は、優秀な人材がなかなか応募してこなくなったとされています。

■ものづくりの現場における意識改革

ものづくり業界が停滞し始めてきたことを受けて、色々な企業で意識改革が進んでいます。
ITの導入促進はもちろんのこと、3Kのイメージを払しょくするためにどの企業もかなり力を入れています。

まだ完全に対策が出来ているとは言えませんが、今後数年以内に、再び日本のものづくりが以前のように活気を取り戻す日がくすかもしれませんね。

▼まとめ

ものづくり業界は色々な悩みを抱えながらも、日々着実に成長しています。
ぜひ、お客様の視点からも厳しくチェックしていただき、至らない点があればご指摘いただければ幸いです。