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手書き図面をCADでトレースするコツとは

2021/03/08
手書き図面をCADデータにする際、スキャンしてトレースする手法がよく使われます。
今回は、手書き図面をトレースしてCADデータにする際のコツをご紹介します。

▼手書き図面をトレースする際のコツ

手書き図面をトレースによってCADデータにする際は、下記のようなことに注意して作業が行われます。

・スキャンの際は解像度を高く設定する
・トレースする前に画面の傾きや縦横比などを補正する
・最終確認を怠らない

解像度とは画面の緻密さの度合いを示すもので、解像度が高ければ高いほど大きく引き伸ばしても鮮明に画像を見ることができます。
かと言ってあまりにも解像度を上げるとデータが重くなりますので、最大でも600dpiほどで良いでしょう。

トレースする前にはスキャン時に傾いた画面の補正や、縦横比などを直すことも大切です。
作業の最後には正確にトレースできているかを確認し、完璧な仕上がりを目指します。

■データ化は必須?

近年の製造業ではCADデータを作成するのが当たり前になりましたが、10数年前までは手書き図面が主流でした。

もちろん、手書きでも図面としての役割は果たせます。
しかしCADデータにすれば図面のやりとりが格段に楽になりますし、図面に修正を入れたりなどの作業スピードも上がります。

必ずしも手書き図面をCADデータにしなくてはならないというわけではありませんが、データ化したほうが便利なのは間違いないでしょう。

▼まとめ

フリースタイルデザインズでも手書き図面のデータ化に取り組んでいますので、興味のある方はぜひご相談ください。
作業効率を上げるためには最新技術を取り入れることも大切です。
製造過程での利便性を上げることで、より良いモノを作っていきましょう。